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Text File  |  1996-12-18  |  7KB  |  211 lines

  1. Citron添付XCMD/XFCNサンプルスタック簡易説明書
  2.  
  3.   本ドキュメントは、Citronシステムに収録されているスタック作成支援機能以外の機能を持ったXCMD/XFCNのサンプルを納めたスタック「XCMDs Sample」(以下、本スタック)の解説書です。
  4.   それぞれのXCMD/XFCNの詳細については、別にドキュメントが用意されているのでそちらを参照して下さい。
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  6. ・起動方法
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  8.   本スタックを、Citronスタックと同じフォルダーか、(Citronパッケージを圧縮ファイルから取りだした時のままの様に)Citronスタックと同じフォルダー内にあるフォルダーに格納した状態で、起動して下さい。
  9.   ※本スタック内にはXCMD/XFCNは収録されていないので、必ずCitronスタックが必要です。
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  11. ・使用方法
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  13.   本スタックは、収録した各XCMD/XFCNに対して、それぞれ1枚のカードが存在します。使用方法はそれぞれのカードによって変わります。カードの移動はカード右下にカード移動のための三角ボタンがありますので、それを利用して下さい。
  14.   終了ボタンは用意していないので、ファイルメニューからHyperCard終了を選ぶか、メニュー等を使用して他のスタックに移動して下さい。
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  16. ・Jasmine XFCN
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  34.   Jasmine XFCNは、テキスト操作のためのXFCNです。
  35.   カード左側のボタン群(XFCNタイトルの上部分)をクリックすると、その機能を実行します。
  36.   カード下部のScript欄には、スクリプトフォーマットが表示されます。
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  38. ・Tart XFCN
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  56.   Tart(タルト) XFCNは、任意の時刻や、一定の間隔でメッセージを発生するXFCNです。Tart XFCNを用いれば、あれこれHyperTalkで苦労することなしに、任意時刻や一定間隔で処理を行うスクリプトが作成できます。
  57.   Function欄にある4つのボタンをクリックすることで、未使用のタイマーにそのボタンの名称に示したタイマーを割り当て、起動させます。useTimeTimerとuseDateTimerを指定した場合、横にあるフィールドに設定された日時が表示されます。
  58.   ※useSecsTimerでは60ticksが、useTicksTimerでは5秒が間隔として設定されます。useTimeTimerとuseDateTimerではクリックした時刻から5秒後が、最初の指定時刻として設定されます。
  59.   ※useTimeTimerボタンのスクリプトでは、わざと翌日になるような日時指定を行っていますが、実際には(横のフィールドに出力される様に)指定中の時刻のみが用いられる事を示すためです。
  60.   Info欄では、左側のポップアップボタンでタイマー番号を指定することで、そのタイマーに設定されている各値を右側のフィールドに表示します。各値の意味は、Tartの説明書を参照してくみ取って下さい。
  61.   Tartからのメッセージ欄には、Function欄の各ボタンによって起動されたタイマーが指定時刻になった時、送られて来たメッセージが表示されます。
  62.   本サンプルでは、カードオープン時に初期化、カードクローズ時に終了処理をカードスクリプトに記述したopenCard、closeCardハンドラーを用いて自動的に行っています。また、指定時刻になったときにTartから受けるメッセージのハンドラーもカードスクリプトに記述してありますので、使用時の参考にして下さい。
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  64. ・Nutmeg XFCN
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  82.   Nutmeg XFCNは、半角数字&アルファベットと全角数字&アルファベットを相互に変換するXFCNです。また、与えられた文字列が全角および半角数値として扱えるかどうか(つまり、is a number演算子と同じ判断を全角数字にも対象を広げたもの)をチェックできます。
  83.   カード上の各ボタンには、Nutmeg XFCNで使えるコマンドが納められています。これをクリックすることで、実際にその機能を試すことができます。
  84.   詳しい使用方法は、各ボタンのスクリプトを参考にして下さい。
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  86. ・Fizz XFCN
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  104.   Fizz XFCNはHyperTalkではサポートしていないファイル操作を提供するXFCNです。
  105.   カード上の各ボタンには、Fizz XFCNで使えるコマンドが納められています。これをクリックすることで、実際にその機能を試すことができます。
  106.   詳しい使用方法は、各ボタンのスクリプトを参考にして下さい。
  107.   ※deleteに関しては、本当にファイルを削除してしまいますので、充分に気を付けて使用して下さい。
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  109. ・Plum XCMD
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  127.   Plum XCMDはHyperCardに標準添付されているPicture XCMDの機能をほぼ網羅し、さらに表示の際の視覚効果や、外部ウインドウ上の画像の変更、消去等の拡張機能を装備したXCMDです。
  128.   図で「画像クローズ」となっている部分は、本カード表示時には「サンプル画像表示」となっています。ここをクリックする事で、効果欄に設定されている視覚効果を用いて画像が表示されます。
  129.   また、サンプル画像を表示させたまま、効果欄の視覚効果を切り替えると、その効果を用いてサンプル画像が切り替わります(画像が切り替わった後は、同じ視覚効果を用いて再び同じ画像が表示されます)。
  130.   Plum XCMDは、多くのメッセージを発生します。本カード下部のフィールドは、どんなメッセージがどんなタイミングで送信されるのかをモニターしています。
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  132. ・Kiwi XFCN
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  150.   Kiwi XFCNはキーの入力状態を調べたり、キーやマウスクリックの先行入力を無効化するXFCNです。
  151.   各ボタンをクリックすることで、機能をテストする事ができます。「Flushを行わない場合」「Flushを行う場合」ボタンは、これをクリックしてから5秒間の間に行ったキー入力やマウスクリックを、実際にKiwiを用いて無効化できるかどうかをテストできます。これらのボタンをクリックした後、実際にキー入力や「Test」ボタンをクリックして見て下さい。Flushを行わない場合は、キー入力した回数やTestボタンのクリックに応じて、5秒のウエイト終了後にビープ音が鳴るはずです。
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  153. ・Vanilla XCMD
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  171.   Vanilla XCMDはスタックのウインドウの周囲を隠すと同時に、不用意なアプリケーション切り替え等を防ぐ機能(いわゆるバックドロップ機能)を提供するXCMDです。
  172.   XCMDタイトル上部のボタン群を操作することで、その指定を用いてバックドロップを行います。
  173.   「Hide PictClip」を試す際には、その直前に何らかの画像をクリップボードに入れておく(つまり、コピーかカットを行う)必要があります。「Reset」で、バックドロップを解除します。
  174.   カード下部のScript欄には、スクリプトフォーマットが表示されます。
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  176. ・Lime XCMD
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  194.   Lime XCMDは、QuickTimeムービーを再生するためのXCMDです。細かいコントロールが可能です。
  195.   本サンプルによって、簡易再生のためのスクリプトを組むことが可能です。カード右上部のボタン群で、ムービーの再生状態を設定します。設定が終了したら、下向き矢印のボタンをクリックするとスクリプトが作成されます。設定したスクリプトに対して、さらにムービーに向けて送るメッセージを追加したい場合は、「add to Send Mes.」ポップアップボタンを用いれば可能です(このボタンは、スクリプト作成後にカード上に現れます)。追加したメッセージ送信を削除したい場合は、その行をスクリプトフィールドをスクロールさせて表示させ、その行をクリックしてください。確認のメッセージに答えると削除されます。
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  197.   作成したスクリプトは、「script to clipboard」ボタンでクリップボードにコピーできますので、ボタンスクリプト等にコピーして使用する事ができます。「do Script」ボタンを使用することで、実際にそのスクリプトを試すことが可能です。
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  199.   また、do Scriptで表示させたムービーに対して、カード左部のsendポップアップボタンを使用してメッセージを送ることが可能です(その下のフィールドは、表示中のムービーウインドウの名称です。メッセージを送る対象のウインドウ名として用いられます)。
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  201.   Lime XCMDは、多くのメッセージを発生します。本カード最下部のフィールドは、どんなメッセージがどんなタイミングで送信されるのかをモニターしています。
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  205. ・おわりに
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  207.   説明は以上です。スタック内部のスクリプトも参考になると思います。本スタックが、Citronで提供したXCMD/XFCN使用の一助となれば幸いです。
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